富山県の氷見市内の飲食店でつくる「氷見カレー学会」(金谷和義会長)は、富山市のANAクラウンプラザホテル富山と連携し、「氷見カレー弁当」を共同開発した。31日に氷見市で開かれる「ひみ食彩まつり」で販売する。
まつりを盛り上げ、氷見カレーをPRしようと企画した。
同ホテルは、氷見産イワシの煮干しのだしで炊き込んだご飯に、煮干し粉を振りかけたレシピを考案。同学会は、氷見カレーをこの炊き込みご飯に合うように甘めに仕上げた。学会加盟6店のハンバーグや唐揚げなどを詰めて、煮干し粉を付けた。1個1100円で、100個販売する。
27日に氷見市の「製麺所なごみ」で弁当をお披露目した。同学会の伊藤龍司副会長は「子どもから大人まで幅広い世代に食べてもらえる弁当になった。ぜひ味わってほしい」と話した。