南砺市立野原西（福光）のワイナリー「トレボー」は５日、今年醸造した新酒ワインの初の発売イベントをワイナリーで行った。

　赤と白のブドウを房ごと混ぜて搾汁した混醸ワイン「ボー・アンサンブル」を１２３０本販売。待ちかねた愛好家らが早速、味見をしながら購入した。桜色で酸味と果実味のあるワインに仕上がったという。

　新酒発売に合わせ、ワイナリー内にピザ、ドーナツなどの移動販売車や屋台９店が並んだほか、工場見学も行われた。

　ワイナリーでは、自社栽培のブドウで仕込んだ白ワインの「立野原ブラン」と赤ワインの「立野原ルージュ」も３日に瓶詰め作業を実施。それぞれ１０５０本作った。来年６月に発売する。地元産ブドウを使ったワイン２１００本のうち、一般販売は３００本ほどになる見通し。