東京五輪レスリング女子でともに金メダルを獲得した川井梨紗子選手（２７）と妹の友香子選手（２４）の地元の津幡町に１３日、メダルの色にちなんだ「ゴールドポスト」２基がお目見えする。東京大会金メダリストの功績をたたえる日本郵便のプロジェクトで、北陸での設置は初めてとなる。

　選手名や競技名を記したプレート付きのゴールドポストは高さ８３センチ、幅８１センチ、奥行き５６センチ。日本郵便北陸支社は梨紗子選手のポストをＩＲいしかわ鉄道津幡駅前に、友香子選手のポストを町役場前に従来型と置き換える形で設置し、１３日午前９時から使用を始める。

　北陸支社は１３日、福井県内３カ所でもゴールドポストをお披露目する。フェンシング男子エペ団体の見延（みのべ）和靖選手（３４）が越前市役所前、野球の吉田正尚選手（２８）が福井駅西口、栗原陵矢選手（２５）が福井市の森田郵便局前に置かれ、全国の設置数は計２６基となる。