砺波市の砺波チューリップ公園と周辺施設を約10万個の電球で彩るイベント「チューリップ公園KIRAKIRA(キラキラ)ミッション2021」が10日、始まった。今年完成した新チューリップタワーや円形花壇が鮮やかに輝き、来場者を魅了した。25日まで。
市の若者グループ「となみ元気道場」が公園の通年利用を目指して2012年に始め、10回目。今回は「願い」をテーマに、新型コロナウイルスの影響で暗い雰囲気が漂う世の中を明るく照らし、人々に笑顔を取り戻してほしいとの思いを込めた。
30分に1度、音楽に合わせて新タワーが点灯する「光のショータワー」や、宇宙の星々をイメージした装飾を施した円形花壇が見どころ。展望園路「チューリップスカイウオーク」やひょうたん池の周りには青や金色の電飾が並び、一帯を幻想的な光で包んだ。
点灯式で夏野修市長と川辺一彦市議会議長があいさつ。関係者と共にスイッチを押し、会場に明かりをともした。
点灯時間は、日~木曜は午後5時~9時、金、土曜は午後5時~10時。市や市観光協会などでつくるキラキラ・アップ実行委員会主催。北日本新聞社後援。