福井県福井市が特産化を進める葉物野菜カーボロネロ「ディノケール」とニンジン「きゃろふく」のPR販売が12月14日、同市観光物産館「福福館」で始まった。20日までの期間中、商品の販売や、調理方法や栄養価を紹介するパネル展示があるほか、昼には二つの野菜を使った料理がバイキング形式で提供される。
ディノケールはイタリア原産の冬野菜で、栄養価が高いのが特徴。きゃろふくは市園芸センターが開発したオレンジと黄色のニンジン。いずれも収穫は2月ごろまで続き、市全体でディノケールは約1トン、きゃろふくは約4トンと例年並みの出荷を見込んでいる。
ディノケールは1袋135円、きゃろふくは1袋162円(いずれも税込み)。同館に併設される「福福茶屋」の郷土料理バイキングのコーナーで、ディノケールときゃろふくのごまあえを提供する。午前11~午後2時。無くなり次第終了する。