金賞を獲得した御菓子司八野田の「神子原米だんご」

金賞を獲得した御菓子司八野田の「神子原米だんご」

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観光アワード決定、誘客へ...はくい市観光協 金賞獲得3点「神子原米だんご」「妙成寺書院ガイド付き拝観」「のどぐろ祭り」

北國新聞(2021年12月16日)

 羽咋市内の観光資源や隠れた名産品を発掘、顕彰する初めてとなるはくい市観光協会アワード(北國新聞社後援)が決定し、15日、市役所で表彰式が行われた。応募総数25点の中から製造、メニュー、フリースタイルの3部門で計9点が初代アワードを受賞した。羽咋の魅力発信をいち早く始めることでコロナ収束後の誘客につなげ、滞在型観光地へ変貌させる原動力とする。

 最高賞の金賞は、製造部門では12件の応募の中から「神子原米だんご」(御菓子司八野田)が獲得。観光プランを競うメニュー部門では、6点から日蓮宗本山妙成寺の「重要文化財書院ガイド付き特別拝観」を選んだ。7件の応募があったフリースタイル部門は「道の駅のと千里浜 のどぐろ祭り」を選出した。

 羽咋らしさなどの独創性と地域性、継続性や採算性などの観点で、8日に岸博一市長や市商工会の林一夫会長ら7人が審査した。

 多くの商品は羽咋産品や地元の水を使い、羽咋の伝承にゆかりのある名前となっている。観光メニューでは羽咋の周遊旅行や地場産品の料理でのもてなし、歴史遺産を楽しむ内容が目立った。特色あるイベント企画、電動バイク活用の企画も審査員の注目を集めた。

 受賞内容は今後、ホームページや市広報などで発信する。初のアワードについて、山川知則会長は「羽咋の潜在能力が浮かび上がった。これからの精進、努力が大切になる」と語った。岸市長は感染症対策の継続を求めた上で「羽咋の魅力を発掘し、長期滞在型観光を定着させたい」と期待した。金賞以外の審査結果は次の通り。

 ◇製造部門▽銀賞 神子の里「神喰羽糧(みくはろう)」▽市長賞 シャルドン「千里浜なぎさのKaiゼリー」◇メニュー部門▽銀賞 休暇村能登千里浜「GoGo891行こう羽咋へ宿泊プラン」▽市長賞 料理旅館大社庵「里山里海山椒塩こうじ膳」◇フリースタイル部門▽銀賞 休暇村能登千里浜「今からどこ行こう...?人生ゲーム羽咋ガチャ」▽市長賞 カーパートナーズ「電動三輪バイクEVトライクの販売およびレンタル事業」

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