来年の干支(えと)「寅(とら)」にちなんだ「ジャンボ羽子板」が12月15日、福井県福井市宝永4丁目の神明神社にお目見えし、迫力あるトラの絵が参拝者の目を引いている。
羽子板は高さ3・5メートル、幅1メートル。福井市の絵馬師が毎年手掛けている。新型コロナウイルス禍をはねのけ、明るい新年になることを願い、邪気を払うとされる破魔矢を口にくわえたトラを描いた。
禰宜は「羽子板を見て、どんな厄もはねのける気持ちで新年を迎えてもらえれば」と話していた。コロナ感染防止のため、初詣の分散参拝を呼び掛けている。