いしかわの伝統芸能プレミアムシアター(石川県主催、一般財団法人県芸術文化協会共催、北國新聞社特別協力)は17日、金沢市の北國新聞赤羽ホールで開かれた。県吟剣詩舞道総連盟が前日に続いて出演し、気迫のこもった舞台で観衆を魅了した。
「石川の城」と題した第1部は、城壁などの写真がステージ上に映し出され、吟や剣詩舞など17演目を披露した。北陸岳水会は雪化粧した金沢城を背に「金城追懐」を朗々と響かせた。
第2部は岐阜県池田町の詩吟揖水(いすい)流宗家に生まれた歌手の石原詢子(じゅんこ)さんがゲスト出演し、詩吟を交えた楽曲などを熱唱した。
18日は県民謡協会が赤羽ホールで公演し、歌手の藤あや子さんをゲストに迎える。午後1時開演で、チケットは千円。