七尾市多根町の七尾コロサスキー場で19日、安全祈願祭が営まれ、関係者約30人が今季の盛況とスキー客の安全を願った。19日現在の積雪量は約15センチで、50センチまで積もれば25日に営業を開始する。
スキー場を管理する湖畔公園コロサ管理組合の仙田忍理事長、茶谷義隆市長らが順に玉串をささげた。北陸信越運輸局から市に、20年間のリフトの無事故をたたえる表彰状が贈られた。
今年は全長約100メートルのムービングベルト(動く歩道)にビニール製の屋根が新設され、出席者が試乗した。リフトの安全講習会や救助訓練も行われた。
来年1月17日から小学校のスキー教室が始まり、2月6日に全能登ジュニアスキー大会(北國新聞社後援)が行われる。