入館100万人を突破した金沢港クルーズターミナル=金沢市

入館100万人を突破した金沢港クルーズターミナル=金沢市

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金沢港クルーズターミナルは「ひゃくまんごくマリンテラス」 新県立図書館は「百万石ビブリオバウム」

北國新聞(2022年1月5日)

  ●県2施設の愛称決定

 石川県は4日、金沢港クルーズターミナルと新県立図書館の愛称をそれぞれ「ひゃくまんごくマリンテラス」、「百万石ビブリオバウム」に決定したと発表した。いずれも公募を経て、専門家の意見を参考に選んだ。愛称を活用して施設を広くPRし、利用促進や認知度アップを目指す。

 谷本正憲知事が年頭会見で明らかにした。両施設とも「石川県の代名詞」(谷本知事)として「百万石(ひゃくまんごく)」を冠した。

 昨年12月に入館100万人を達成したクルーズターミナルの愛称は海を表す「マリン」に、建物2階の展望デッキを示す「テラス」を組み合わせた。港を明るく「照らす」との意味も込めた。夏休み前の開館を予定する新県立図書館は、図書を意味するイタリア語の「ビブリオ」、成長や進化を連想させる「年輪」を示すドイツ語「バウム」を用いた。

 金沢港クルーズターミナルには3500件超、新県立図書館には5千件超の応募があった。

  ●図書館ツアー、3月に第2弾

 県は新県立図書館の見学ツアー第2弾を3月上旬に実施する。昨年12月の第1弾では定員の約7倍の応募が寄せられたため、追加開催を決めた。子どもエリアの先行体験会も開く。

 3月のツアーでは、7万冊を収める円形の閲覧スペースなどを、本が置かれた状態で見学できる。館内のインテリアもそろえ、より図書館らしい光景を楽しめる。開催時期や定員は未定。子どもエリア体験会も同じ時期を予定している。

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