日本郵便北陸支社は今春、福井県福井市の写真愛好家・車屋正昭さんや朝倉氏遺跡を愛する友の会が撮影した一乗谷朝倉氏遺跡の写真を使ったフレーム切手を販売する。販売を前に車屋さんの作品約60点が並ぶ写真展(福井新聞社後援)が3月30日まで同市のあさくらギャラリーで開かれている。
同市の一乗谷郵便局が企画した。A4の台紙に10種類の異なる絵柄の切手を載せている。奥越や福井市、あわら市などを中心に114局で、4月5日から販売。ポストカード付き1シート1670円(税込み)。
車屋さんは年間を通じて遺跡を写している。撮影した3万枚の中から切手用6点と台紙に大きくプリントした1点を選んだ。夜桜と唐門を写した迫力ある写真などが目を引く。友の会からは4点が使われている。
車屋さんは「毎日通うからこそ撮れた写真を楽しんでほしい」と話している。