女性作家4人の直筆資料や愛用品、著書が並ぶ会場

女性作家4人の直筆資料や愛用品、著書が並ぶ会場

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故辺見じゅんさんら紹介 高志の国文学館で女性作家展第2期

北日本新聞(2022年3月31日)

 企画展「個性きらめく富山の女性作家たち展」の第2期が30日、富山市の高志の国文学館で始まった。昭和から平成にかけて活躍した県ゆかりの女性作家4人の創作活動を紹介している。6月6日まで。

 取り上げたのは、富山市のノンフィクション作家遠藤和子さん、小学校から高校卒業まで高岡市で暮らした芥川賞作家の木崎さと子さん、富山市生まれのノンフィクション作家で歌人の故辺見じゅんさん、南砺市生まれの歌人故野村玉枝さんの4人。直筆資料や愛用品、作品掲載誌などを通してそれぞれの歩みを伝えている。

 辺見さんの取材時のノートや録音テープ、木崎さんのデビュー作「裸足(らそく)」の直筆原稿などが並び、創作過程や人柄がうかがえる。詳細に書き込まれた遠藤さんの構想ノートや野村さんの肖像画もあり、目を引いている。北日本新聞社共催。

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