高岡、射水両市を結ぶ路面電車・万葉線沿線の魅力を風景写真で発信しようと、万葉線対策協議会は「万葉線フォトジェニックカード」を6千枚作製した。両市の観光施設や駅待合室などに置く。
カードには、万葉線対策協議会が2021年度に実施したフォトコンテストの入賞作品を採用した。高岡七夕まつりの会場を走る車両や、ラッピング車両「獅子舞トラム」などが撮影されている。名刺サイズ(縦5・5センチ、横約9センチ)で、12種類を各500枚用意した。
カードのQRコードを読み込むと、万葉線のホームページやアカウントにつながり、運行情報などを得られるようにした。4月中にクロスベイ新湊、小杉駅待合室、高岡駅観光案内所などに置く。
同協議会の事務局を置く射水市生活安全課は「多くの人に魅力が伝わり、観光目的でも電車の利用が増えるといい」と期待している。