刈り取ったワカメを紫外線殺菌水で洗う関係者=羽咋市の県漁協柴垣支所

刈り取ったワカメを紫外線殺菌水で洗う関係者=羽咋市の県漁協柴垣支所

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羽咋・柴垣で乾燥天然ワカメの刈り取り開始

北國新聞(2022年4月8日)

 羽咋市柴垣町の長手島周辺で7日までに、県漁協柴垣支所が特産化を進める「乾燥天然ワカメ」の刈り取り作業が始まった。市場デビュー2年目となる今年は増産を図る。月内から道の駅のと千里浜で販売をスタートさせ、「柴垣の味」としてさらに定着を図る。

 海女6人が、3月23日から長手島周辺の岩場などに繁殖する長さ約50センチのワカメを刈り取っている。芯を取り除いた後、紫外線殺菌水で洗い、乾燥させて密封パックに詰めている。

 支所は昨年、名物の岩ガキに続く水産ブランドをつくろうと乾燥ワカメを開発し「柴垣天然わかめ」として売り出した。ワカメは新芽が出る4月ごろが最もおいしいとされ、ミネラルも豊富に含まれる。今年は昨年よりも成育が良いという。支所の西久子さんは「柴垣のワカメを多くの人に食べてほしい」と話した。

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