福井県おおい町出身の直木賞作家、故水上勉さんが旗揚げした人形劇団「若州人形座」の公演「五番町夕霧楼」が6月18、19の両日、同町岡田の若州一滴文庫くるま椅子劇場で開かれる。新型コロナウイルス禍の影響で、同文庫での公演は約2年半ぶりの開催になる。各日先着150人。4月20日から申し込みを受け付ける。
物語は、京都五番町の遊郭「夕霧楼」で働く夕子と、幼なじみの学生僧、正順との悲恋を描いている。
両日とも午後2時開演(同1時半開場)。料金は2千円。申し込み、問い合わせは同文庫=電話0770(77)2445、FAX0770(77)2366。