ステージ本番に向け練習する「くまの音楽堂」のメンバーと大道さん(左から2人目)

ステージ本番に向け練習する「くまの音楽堂」のメンバーと大道さん(左から2人目)

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夢舞台へ練習に熱 くまの音楽堂チューリップフェア初出演

北日本新聞(2022年4月20日)

 砺波市で活動する音楽グループ「くまの音楽堂」のメンバーが、22日に開幕するとなみチューリップフェアでライブを行う。結成当時からフェアの舞台に立つのが夢で、今年はステージが新調されることもあり、晴れ舞台への練習に熱が入っている。19日は同市太郎丸のピアノ教室で、メンバーら4人が本番に向けて息の合った演奏を確認した。

 「くまの音楽堂」は市内のクリーニング会社で働く熊野皓太さん(35)、隼太さん(33)兄弟と今江庸仁(つねひと)さん(60)の職場仲間3人で活動する。地元を歌で元気づけようと8年前に結成した。

 幼い頃から歌うことが好きだった熊野さん兄弟は、毎年フェアを訪れ、砺波最大のイベントの舞台で演奏することに憧れていた。

 フェアでは、砺波市の観光地のほか、特産の大門素麺やよごしを歌詞に盛り込んだオリジナル曲「とんとん となみ みーつけた!」や地元の人たちへの感謝をつづった「あなたの友達」を初披露する。作曲した市内のピアノ講師、大道友萌子さんも出演し、会場をピアノで盛り上げる。

 ライブは29日午後1時から30分間で、ポップスや演歌など全6曲を歌う。熊野さんは「フェアを訪れる県内外の人たちに、砺波の良さを知ってもらいたい。曲を聞いた人が明るく元気になってくれればうれしい」と意気込んだ。

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