富山県南砺市井波の閑乗寺公園が4月で開園50周年を迎えたのに合わせ、井波彫刻師の有志でつくる団体、木あそび工房がケヤキを彫り、同公園の看板を作った。26日、現地で業者が看板を取り付けた。
同公園は1972年4月に開園した。節目の年に公園を盛り上げようと、公園を運営する閑乗寺そよ風の会が木あそび工房に看板の制作を依頼した。
看板は縦1メートル20センチ、幅3メートル。アルファベットで「KANJOJI(カンジョージ)」と彫った。26日は会員が見守る中、電気工事業者が公園入り口にある電柱に設置した。
木あそび工房メンバーで閑乗寺そよ風の会副会長の永田幹夫さん(71)は「看板が公園の新たなシンボルになればいい」と話した。