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土器がモデルのバッジいかが 岡谷美術考古館が販売

信濃毎日新聞(2022年4月27日)

 岡谷市立岡谷美術考古館が、同館で展示している重要文化財「顔面把手付深鉢形土器(がんめんとってつきふかばちがたどき)」をモデルにしたバッジ=写真=を販売している。造形作家が一つずつ手作りした作品で、新たな土産物として親しまれている。

 縄文時代の土偶を題材にバッジなどを制作している安曇野市の造形作家、山崎笑美(えみ)さん(41)が手掛けた。直径約3センチで土器に施されている愛らしい顔の装飾をデザイン。山崎さんが針やつまようじで粘土を少しずつ削り、自宅のオーブンで焼いて作ったという。1個税込み1800円。

 考古館の遺跡調査に携わっていた岡谷市の高橋文子さん(49)が、山崎さんの作品に一目ぼれしたことから「ぜひ岡谷の土器で作ってもらい、新しいお土産に」と考古館に提案。昨年5月から販売している。同館職員の八幡正剛さん(50)は「バッジを岡谷の縄文文化への入り口にしてほしい」と期待していた。

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