共生社会の実現を目指して造成が進められていた石川県内初の公園「インクルーシブプレイグラウンドのみ」のオープニング式典は8日、能美市泉台町で行われ、市民や関係者らが新施設の完成を祝った。
約8千平方メートルの敷地に、背もたれのあるブランコや、大人数で楽しめる滑り台など三つの遊具が設置された。車いすでも散歩ができる300メートルの遊歩道や、子どもの体の発達を促進する築山も造られた。
式典では井出敏朗市長が「多くの市民の憩いの場となることを期待する」とあいさつし、田中策次郎市議会議長が祝辞を述べた。体操や親子ヨガ体験などのイベントも開かれた。