浅間山を望む満開の菜の花畑。見晴らし台から眺める人も=11日

浅間山を望む満開の菜の花畑。見晴らし台から眺める人も=11日

長野県 軽井沢・佐久・小海線沿線 花・紅葉

黄色のじゅうたん、浅間山と共演 佐久の菜の花「見事です」

信濃毎日新聞(2022年5月12日)

 佐久市瀬戸の住民有志でつくる「楽農(らくのう)クラブ」が手入れしている菜の花畑が満開になった。今週いっぱいが見頃といい、11日は散歩で通りがかった人や下校中の中学生らが足を止め、浅間山を望む「黄色のじゅうたん」の景色を楽しんでいた。

 遊休農地を活用しようと、15年ほど前に菜の花の栽培を始めた。今年は約7・5ヘクタールに種をまき、4人のメンバーや近隣の人たちで育てた。「一面が黄色になった。ぜひ見晴らし台から眺めてほしい」と星野功会長(81)。評判を聞いて友人と訪れた小諸市の長谷川税子(えつこ)さん(75)は見晴らし台に上り、「広くて満開で見事です」と喜んでいた。

 毎年、菜種を収穫し菜種油に加工して販売。13~15トンほど搾れるといい、今年も市のイベントや、観光名所「ぴんころ地蔵」がある成田山薬師寺(佐久市原)参道で毎月第2土曜日に開かれる山門市などで販売するという。

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