長野県 伊那路 その他

日本最小ハッチョウトンボ 伊那の「楽園」で梅雨晴れを待つ

信濃毎日新聞(2022年6月16日)

 体長約2センチで日本最小とされるハッチョウトンボが今年も、伊那市新山地区の湿地「トンボの楽園」で飛び交っている。雨だった15日は、草に止まって羽を休める姿を見ることができた=写真。

 草刈りなどで生息環境を整備している「新山トンボの楽園を育てる会」によると、5月中旬に羽化を開始。7月初旬をピークに8月末ごろまで観察できそう。一帯はトンボ約40種類がおり、晩秋まで楽しめる。北原幸人会長(71)は「豊かな自然環境の大切さにも思いをはせてほしい」。

 同会は7月2、3日、現地で観察会を開く。両日とも午前9時ごろから夕方まで。問い合わせは北原さん(電話0265・72・5816)へ。

今月のお得な国内ツアー びゅう

伊那路 ニュース