ヒノキの葉を使った精油「わたしたちの贈り物」

ヒノキの葉を使った精油「わたしたちの贈り物」

長野県 木曽路 特産

ヒノキの葉、香る精油 王滝ならではの製品開発

信濃毎日新聞(2022年7月12日)

 木曽郡王滝村でキャンプ場や飲食店を運営する合同会社Rext(レクスト)滝越は、ヒノキの葉から作った精油「わたしたちの贈り物」を販売している。新型コロナウイルス下で外出に気を使う状況が続く中、自宅にいながら王滝村らしさを感じられ、自粛疲れのストレス解消に役立てる製品の開発を検討。村内で間伐したヒノキの枝から葉の部分を集め、製造を始めた。

 地元出身の20代女性3人にデザイン考案などで協力してもらい、クラウドファンディングで開発費用86万円を調達した。同社によると、ヒノキの葉の精油は幹や枝を使うものと異なり、かんきつ系の香りがするという。かまどで手作業で抽出し、5ミリリットル入りで税込み1428円。売り上げのうち2%は景観整備などの地域活動に充てたいという。

 1月から自社が運営する施設や村内スキー場で扱ってきた他、電話やメールでの注文も受け付けている。倉橋孝四郎代表は「王滝村ならではの土産品として浸透させファンを増やしていきたい」とし、村内の観光施設などに販路を広げたい考え。自社の宿泊施設で精油作りが体験できるプランの提供も検討している。

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