入山する登山者に遭難しやすい場所を説明する大蔵さん(右)=16日、飯田市南信濃

入山する登山者に遭難しやすい場所を説明する大蔵さん(右)=16日、飯田市南信濃

長野県 伊那路 アウトドア・レジャー

エコ登山や遭難防止呼びかけ 南アルプス南部の登山相談所が初の週末

(2022年7月17日)

 南アルプスの聖岳(3013メートル)と光(てかり)岳(2592メートル)の登山口となる「芝沢ゲート」(飯田市南信濃木沢)に登山相談所が設けられ、初めての週末を迎えた。3連休初日の16日は明け方から、多くの登山者が長い山行に向けた大きなザックを背負って次々と入山。相談員は遭難の危険性や、排せつ物を含め一切のごみを出さない「エコ登山」について説明した。

 昨年、聖岳や光岳の山域で遭難が相次いだため、エコ登山を推進する「南信州山岳文化伝統の会」が15日に開所。登山者に遭難しやすい場所を地図で示したり、登山届の提出を呼びかけたりした。相談員の1人で、伝統の会顧問の大蔵喜福(よしとみ)さん(71)は、登山者に無料で配る携帯トイレを相談所の前に置き、周辺のごみを拾った。

 2泊3日で光岳と聖岳を目指す川崎市の会社員斉藤貴司さん(59)は「今年新しく就任した光岳山小屋の管理人と会うのが楽しみ」。芝沢ゲートと東京都内を結ぶバス便もこの日が初運行。同便で仲間と訪れた都内の会社員名武(なたけ)隼平さん(28)は「遭難救助サービスにも加入して準備万全」とゲートをくぐった。

 相談所は10月23日までの週末を中心に開き、相談員は午前5~7時と繁忙期は正午~午後1時半にも置く。

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