自然の中で芸術に触れる「リビング・アート・イン・トヤマ2022」が18日、富山市東福沢(大山)の福沢地区コミュニティセンターで始まった。来場者が青空の下、巨大壁画の制作やものづくり体験などを通し、アート体験を楽しんだ。19日まで。
芝生広場では高さ約2メートル、幅約28メートルの大きな壁をキャンバスに見立てたペインティングがあり、子どもたちが富山大芸術文化学部の学生のサポートを受け、カラフルな花や自然を描いた。多彩な素材を使った8種類のワークショップが開かれ、木のパーツを組み合わせたはんこ作りや、木や竹を使ったカトラリー作りを楽しんだ。同大の学生が来場者の似顔絵を描くブースや雑貨の販売、アート作品の展示もあった。
会場に隣接するアートスペース「VEGA(ベガ)」では、イベント限定のグルメを提供。来場者は大山産のミョウガやネギを使った「大山カリー」やカステラサンド、アイスサンドなどを味わった。
19日は午前10時~午後3時半。実行委員会主催、北日本新聞社共催。