10月8日に福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡で3年ぶりに開かれる「第11回越前朝倉曲水の宴」(福井新聞社協賛)の宣伝隊が5日、福井新聞社を訪れ、「平安時代の雰囲気を楽しんで」と来場を呼びかけた。
曲水の宴は、小川の流れに沿って座った歌人が、上流から来た杯が自分の前を通過するまでに歌を詠む遊び。お題は「健やか」。30~60代の男女6人が参加し、平安装束に身を包み和歌を披露する。
烏帽子(えぼし)、狩衣(かりぎぬ)姿の男性と小袿(こうちぎ)姿の女性ら5人が来社。実行委員会の岸田清会長代行は「優雅な空間に浸り、コロナ禍のもやもやした気持ちを晴らしてほしい」と話した。
午前10時~午後0時半。JR福井駅東口と同遺跡を結ぶ無料シャトルバスを運行する。同駅東口発は午前9時、9時15分の2本、同遺跡発は午後1時、1時半の2本。
問い合わせは実行委事務局=電話0776(41)2330。