木曽郡木曽町日義の木曽文化公園で7日夜、8~10日に行うプロジェクションマッピングの試験点灯があった。木曽広域連合の主催。紅葉を待つ木々や霧に大輪の花火が映し出され、幻想的な光景が広がった。
プロジェクター2台で明るさを確保。幅50メートル、高さ25メートルほどの映像を投影した。フィナーレを飾る数分間の花火の映像は樹上の霧にも投影され、ぼかしのようににじんで見えた。動物や郡内の町村のキャラクターなども映し出す。
8~10日はいずれも午後6~8時で入場無料。木々のライトアップやハート形の電飾のオブジェ、軽食の販売もある。広域連合文化振興係長の原千春さん(58)は「自然の中で新しいデジタル技術を楽しんでほしい」と話した。