華やかなステージを繰り広げる朝倉おもてなし楽舞隊=10月26日、福井県福井市の県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館

華やかなステージを繰り広げる朝倉おもてなし楽舞隊=10月26日、福井県福井市の県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館

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楽舞隊が彩り、戦国風情 一乗谷朝倉氏遺跡博物館

福井新聞(2022年10月28日)

 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館(福井市)が10月1日に開館したのに合わせ、県内のプロ演奏家ら5人が「朝倉おもてなし楽舞隊(がくぶたい)」を結成し活動している。26日には館内の特設舞台で公演し、和の雰囲気漂う音色と踊りで来館者を魅了した。

 開館記念事業の一環で結成した。メンバーは舞踊家2人とバイオリン、フルート、ピアノ奏者の女性計5人。「博物館の盛り上げに役立ちたい」(舞踏家・東智子さん)と思いが一致したという。

 この日は5代当主、朝倉義景の居館を原寸再現した「朝倉館(やかた)」の特設舞台で公演した。バイオリニスト葉加瀬太郎さん作曲の「悠久の一乗谷」や、開館に向け楽舞隊が作った「新生一乗谷」など3曲を披露。舞踏家2人は、それぞれ義景と"戦国の姫"をイメージした和装で踊り、ステージを華やかに彩った。午前と午後の2部で行い、多くの来館者が見入った。

 公演は今回が3度目で、館内では初めて。今後も館内外で不定期に開催するという。

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