福井県敦賀港を彩るイルミネーション「ミライエ」の試験点灯が11月2日夜、敦賀市の金ケ崎緑地であった。北陸新幹線敦賀開業を見据え、今年は新幹線車両を模したオブジェを新たに用意。一帯に飾り付けられた発光ダイオード(LED)約60万球が輝きを放っていた。3日から12月25日まで点灯する。
「敦賀・鉄道と港」まちづくり実行委員会が毎年実施。芝生には海をイメージした青色LEDが広がり、長さ約70メートルの光のトンネルが暗闇に鮮やかに浮かんだ。
高さ、幅約2・5メートル、長さ約10メートルの北陸新幹線車両は青や白、金色で再現。ハートや球体のオブジェもあり、訪れた人が写真に収めていた。
来年はさらにLED電球を増やし、開業機運を高めていくという。ミライエ運営委員長は「みんなで盛り上げていきたい」と話した。点灯は午後6~9時で、11月中は金土日のみ。11月3~5日は敦賀高生徒が作ったオブジェを設置する。12月は毎日点灯する。