福井県福井市美術館で開かれている「生誕100年 山下清展 百年目の大回想」(同美術館、福井新聞社、福井テレビでつくる実行委員会主催、福井信用金庫特別協賛)の来場者が2日、2万人を突破した。
2万人目となったのは、小浜市の女性。福井テレビの高橋昭一専務から図録や作品をモチーフにしたグッズなどの記念品が贈られた。
女性は幼い頃に山下清展を鑑賞して以来のファンという。2万人目となったことに驚きつつ「福井での展示を楽しみにしていたのでうれしい」と笑顔で話した。
山下清展は6日まで。県内では10年ぶりの開催で、日本の原風景を描いた貼り絵やペン画など約190点を通し、"放浪の天才画家"の生涯を回顧している。