南砺市園芸植物園（柴田屋・福野、大西毅彦園長）が、スプレーギクの新品種「南砺ムーンライト」を発表した。同園で９日まで展示し、来年５月から販売する。

　１０月末に開いた審査会で、１次選抜を通過した約２０００品種の中から選んだ。南砺ムーンライトは花びらが淡い黄色で、品種名はベートーベンのピアノソナタ「月光」が由来。花粉が少なく、しおれにくい。

　市園芸植物園が開発・商品化したスプレーギクは計７６品種となった。うち２６品種が販売されている。