若狭の景色を楽しみながらウナギやお酒を味わう参加者=レインボーライン第3駐車場

若狭の景色を楽しみながらウナギやお酒を味わう参加者=レインボーライン第3駐車場

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景色、食 福井県若狭路を堪能 レストランバス人気

福井新聞(2022年11月8日)

 福井県嶺南地域の食、自然、文化を楽しむ日帰りツアー「若狭路レストランバス2022」が運行されている。三方湖の天然ウナギと養殖ウナギの食べ比べなど、食事メニューやルートが異なる6コースがあり、人気を集めている。

 2024年春の北陸新幹線敦賀開業に向け、嶺南の観光資源の掘り起こしや魅力発信につなげようと、県と嶺南6市町、若狭湾観光連盟などでつくる海湖(うみ)と歴史の若狭路発信事業実行委が毎年実施している。

 10月24日の初回は「三方五湖天然うなぎ食べ比べと伝統漁法を知る」コース。県内外の4組8人が敦賀駅を出発し、三方湖へ向かった。地元の鳥浜漁協から伝統漁法「ウナギ筒漁」について学んだほか、町内のウナギ店で貴重な天然ウナギのかば焼きを味わった。

 レインボーライン第3駐車場では、三方五湖を見下ろしながらうな重を堪能。夫婦で参加した滋賀県の観光客は「天気も良くて言うことなし。高い所から見る湖はひと味違うね」と、ぜいたくなひとときを過ごした。

 バスの運行は11月17日まで。いずれのコースも若干の空きがある。問い合わせ、申し込みは敦賀市の敦賀海陸運輸=電話0770(22)3131。

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