福井の伝統的な餅文化を発信する「幸せもちもち満腹祭」(福井新聞社後援)は12月3、4日、福井県福井市のハピテラスで開かれる。つきたての餅や県内菓子店の自慢の逸品が並び、食べ比べなどで餅の魅力を満喫できる。
福井は世帯当たりの餅の年間支出金額や消費量が全国トップクラスであり、多種多様な餅文化が存在する。北陸新幹線県内開業を見据え、県菓子工業組合やまちづくり福井などでつくる実行委員会が、福井ならではの食文化を発信しようと開催しており3回目。
実演販売コーナーでは安倍川餅やおはぎなどを味わえる。新型コロナウイルス終息を願い、県護国神社でおはらいを受けた「幸福祈願餅」を会場で販売。勝山名物のおやきの食べ比べもできる。
子ども向けに、きねと臼を使った餅つき体験が両日とも午後2時からある。先着20人で参加無料。
両日とも午前10時~午後4時。問い合わせは市にぎわい交流施設=電話0776(20)2901。