晴れ間がのぞく中、雪つり作業をする造園業者=12月5日、福井県福井市中央公園

晴れ間がのぞく中、雪つり作業をする造園業者=12月5日、福井県福井市中央公園

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降雪備えよし、木々も冬支度 福井市中央公園で雪つり

福井新聞(2022年12月6日)

 冬の降雪に備え、福井県福井市中央公園で12月5日、樹木の雪つり作業が行われた。小雨が降ったり、晴れ間がのぞいたりする天候の中、造園業者は雪の重みで枝が折れないよう、支えとなる縄を木全体に覆うよう張り巡らせた。

 毎年この時期に行っており、公園内のアカマツやクロマツ計7本を庭師5人が角度を確認しながら、声をかけあって作業に当たった。高さ約7メートルの竹の支柱をマツの幹に固定し、先端からわら縄を放射状に垂らして、枝のバランスに合わせて丁寧に手際よく結んだ。

 作業を担当した愛福園(福井市)の現場責任者は「冬の風物詩として、雪つりを楽しんでもらえたら」と話していた。雪つり期間は3月中旬まで。

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