鉢伏山頂から望む北アルプスの眺望=今年2月

鉢伏山頂から望む北アルプスの眺望=今年2月

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鉢伏山荘、冬だけの絶景 10日から冬季の試験営業 登山者の声に応え、土・日曜日に受け入れ

信濃毎日新聞(2022年12月6日)

 松本市と岡谷市にまたがる鉢伏山(1929メートル)山頂近くの鉢伏山荘が10日から、試験的に冬季営業を始める。これまでは山荘に続く道路が通行止めになる冬季は山荘を閉めていたが、冬ならではの眺望を楽しみにする登山者らの声を受けて営業を決めた。来年3月末までの土・日曜日に宿泊者を受け入れ、来冬以降の本格営業を探っていく。

 鉢伏山からは富士山や北、中央、南の各アルプスのほか、八ケ岳連峰や御嶽山も望める。冬季は歩いて山荘に向かう必要があり、扉温泉(松本市入山辺)から3時間、牛伏寺(同市内田)からは4時間近くかかる。冬の登山者の大半は日帰りで、これまでも山荘の冬季営業を求める声が寄せられていたといい、同山荘を経営する近岡年さん(71)は「泊まれるようになれば早朝・夜間に日中とは違った景色を見ることができる」と決断した。

 冬季営業のスタッフは奥山愛さん(41)と杉山優子さん(52)。ともに北アで山小屋に関わった経験があり、昨年秋、近岡さんに冬季営業を打診した。日帰りでたびたび冬の鉢伏山を登ったという奥山さんは「なだらかで見晴らしが良く、木々の霧氷もきれい」と魅力を語る。

 北アなどと比べて積雪量が少なく、「雪山入門」としての利用も見込む。今冬は定員を1日7人に限定。水の確保や利用者への対応などを確認し、来季以降の営業の参考にしていく。

 冬季営業は予約制で1泊2食7700円、素泊まり6千円。予約・問い合わせはフェイスブックの鉢伏山荘の冬季営業ページや、電子メール(hachibuse.touki@gmail.com)へ。

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