羽咋市は5日、台湾・台中市で始まった物産展「日本の観光・物産博」に初参加し、市特産の自然栽培農産物や地酒を売り込んだ。13日には市独自で台北市にある日本酒主体の居酒屋で商談会も開き、羽咋の食のファン獲得につなげる。
物産展は羽咋市と包括連携協定を結ぶ日本旅行が企画し、高級スーパー「裕毛屋」で11日まで開かれる。羽咋の米や日本酒、米酢、サツマイモチップスが並び、健康志向が高まる台湾の富裕層から関心を集めた。
5日はオープニングセレモニーが開かれ、岸博一市長もオンラインで参加した。12日には現地にある石川ゆかりの2社に米や日本酒の利用を提案する。