長谷川さんの解説を聞きながら絵画に見入る参加者=金沢21世紀美術館

長谷川さんの解説を聞きながら絵画に見入る参加者=金沢21世紀美術館

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自然描写、細部まで鑑賞 一水会金沢展、長谷川氏が作品解説

北國新聞(2022年12月17日)

 金沢21世紀美術館で開催中の洋画の第83回一水会金沢展(一水会、北國新聞社主催)は16日、ギャラリートークが行われ、委員の長谷川清さんが絵画の表現技法や自然描写に施された工夫について解説した。

 文部科学大臣賞に輝いた茶本良隆さん(大阪府)の「漁港AM」について、長谷川さんは「黒を下地に塗っているのだろう。巧みな技法が随所に使われている」と語った。参加者は長谷川さんの解説を聞き、絵画の細部にまで目を凝らして鑑賞を楽しんだ。

 金沢展には、一水会賞となった福居路子さん(津幡)の「雪の道」など県内作家の作品を含む178点が展示されている。会期は18日まで。入場料は800円。

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