新収蔵品に見入る来館者=県立歴史博物館

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利家の書状など新収蔵品150点展示 県立歴史博物館

北國新聞(2022年12月17日)

 県立歴史博物館の新収蔵品を紹介する企画展「れきはくコレクション」(北國新聞社後援)は10日、同館で始まり、新たに確認された加賀藩祖前田利家の書状など、石川の歴史と文化を伝える考古・歴史・民俗・美術分野の約150点が公開された。

 利家の書状は1597(慶長2)年、越後の戦国大名上杉景勝宛てで、知らせなく国元に帰ったことをわびる内容。自治体史などから内容は知られていたが、寄贈により現物が確認された。

 加賀の刀工一族「清光」の刀剣や山刀、鮮やかな振り袖、四高生の写真アルバムや細野燕台揮毫の看板、菓子型、天神堂など、寄贈品を中心に、工事のため公開できなかった昨年の新収蔵品と合わせて展示されている。2023年1月9日まで。

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