冷たい雨が降る中、新しく取り付けられるしめ縄=12月17日、福井県福井市渕2丁目の出雲大社福井分院

冷たい雨が降る中、新しく取り付けられるしめ縄=12月17日、福井県福井市渕2丁目の出雲大社福井分院

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大しめ縄一新 迎春準備 出雲大社福井分院

福井新聞(2022年12月19日)

 福井県福井市の出雲大社福井分院で12月17日、年末恒例となる大しめ縄の付け替えが行われた。青く新しいしめ縄を氏子らが協力して神殿正面に設置し、新年を迎える準備を整えた。

 大しめ縄は長さ5・2メートル、最大幅1・3メートル、重さ約800キロ。北陸の神社では最大となる。島根県の出雲大社のしめ縄も手がける飯南町注連(しめ)縄企業組合(同県)が製作した。

 福井分院の職員や氏子、組合の関係者ら約20人が作業。しとしとと雨が降る中、黄色くくすんだ古いしめ縄を取り外した後、「せーの」のかけ声で新しいしめ縄を引っ張り上げ、高さ5メートルのはりに取り付けた。

 神職の森永さんは「しめ縄を取り換えると今年を無事に終えることができたと感じる。初詣に来た方には新しいしめ縄を見て、新鮮な気持ちで新年を迎えて欲しい」と話した。

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