冬型の気圧配置の影響で松本市街地は23日、朝から雪がうっすらと積もった。松本城公園では、タイから訪れた団体の観光客約40人が見慣れぬ雪景色に大喜び。防寒具を着込み、互いに記念撮影を楽しんだ。
この日、松本の最低気温は氷点下4・5度。タイの観光客の中には、芝生の雪を手に取り、解けていく様子を動画で撮る人もいた。添乗員から松本城黒門の門松が新年の飾りだとの説明を受けると、珍しそうに見上げていた。
日本付近は強い冬型の気圧配置となり、24日夕方にかけて長野地域山沿いと中野飯山地域、大北地域で大雪となる見込み。その後も北部を中心に断続的に降り、25日午後6時までの24時間予想降雪量は、いずれも多い所で北部40~20センチ、中部10~5センチ。