金沢市公設花き地方卸売市場の切り花初市は4日、二口町の同市場で開かれ、県産フリージア「エアリーフローラ」など50品種約2万1千本が次々と競り落とされた。
県産のストックや小菊、愛知県産のバラなどが梱(こん)包(ぽう)された状態で並び、競り人の威勢のいい掛け声が響く中、北陸三県の仲買人約30人が花を見定めた。卸売りの金沢総合花きによると、取扱量は例年より少なかったが、価格は平年並みだった。
競りに先立ち、村山卓市長があいさつし、同社の畑下勲社長の発声で三本締めした。鉢物の初市は12日に行われる。