気多大社の三井孝秀宮司は11日、北國新聞社を訪れ、10月の国民文化祭で羽咋市の事業として開催する「『入らずの森』万葉集光祭」を紹介した。
万葉集を編さんしたとされる大伴家持は748(天平20)年の能登巡行で気多大社を参拝している。万葉集光祭では万葉集につづられた和歌を国指定天然記念物の社叢(しゃそう)「入らずの森」周辺に掲示し、ライトアップする。
三井宮司は「万葉集にゆかりのある高岡や、能登を観光するきっかけにしてほしい」と期待を込めた。巫女(みこ)の村田彩さんが同行した。