「大地の芸術祭」の冬の企画展「SNOWART(スノワート)」が14日、新潟県十日町市で始まった。越後妻有里山現代美術館MonET(モネ)=本町6=で「越後妻有 雪の様相Ⅰ」と題した現代アート展が開かれるほか、3月12日までの期間中、雪山遊びやかんじき体験、食事付きツアーなど盛りだくさんのイベントが繰り広げられる。
NPO法人越後妻有里山協働機構が主催。モネの「雪の様相Ⅰ」では、雪の反射や日差しによってさまざまな輝きを見せる造形物や、らせん階段を組み合わせた作品など、4人の作家による現代アートが展示される。期間中、作家による解説会も予定されている。
3月12日までで、一般1200円、小中学生600円。火・水曜は休館。
まつだい農舞台(松代)のフィールドミュージアム周辺では1月28日から、雪山でのバナナボートやかんじき体験などが行われる。雪に映えるアート作品が並ぶほか、餅焼きなどのミニイベントもある。土日祝日に開催。一般千円、小中学生500円。
このほか、スノワートと集落の伝統料理を楽しむツアーや秋山郷の冬を体験できる宿泊プランなどもある。
モネと農舞台などに入場できる共通パスポート(一般2千円、小中学生800円)もあり、市総合観光案内所などで販売している。問い合わせは「大地の芸術祭の里」総合案内所、025(761)7767。