結城秀康の花押が入った新しい「福井城御城印」=2月3日、福井県福井市立郷土歴史博物館

結城秀康の花押が入った新しい「福井城御城印」=2月3日、福井県福井市立郷土歴史博物館

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福井城「結城秀康版」の御城印2月9日発売 福井市立郷土歴史博物館

福井新聞(2023年2月8日)

 福井県内の市町や観光協会が参画する「ふくい城巡りプロジェクト」実行委員会は2月9日から、福井城を築城した初代福井藩主・結城秀康にスポットを当てた新しいバージョンの福井城「御城印」を、福井市立郷土歴史博物館で販売する。秀康の父、徳川家康への注目の高まりを捉え、福井城の魅力発信につなげる。

 福井城は、関ケ原の戦いで越前を拝領した秀康が、慶長6(1601)年から6年がかりで築城した。江戸幕府が諸大名に命じて築かせた天下普請の城ともいわれ、日本城郭協会の「続日本100名城」に選ばれている。

 福井城の御城印は、2021年10月から販売を開始。16代藩主松平春嶽の筆跡を基にした「福井城」の文字や越前松平家の家紋を配している。これまでに桜の季節限定版も含め約4千枚を発行するなど好評を得ている。

 9日からは、秀康版の御城印に販売を切り替える。奉書紙A6判で、オリジナルのデザインに加え「天下普請 結城秀康公築城」の文字と秀康の花押があしらわれている。

 1枚300円(税込み)で、1人2枚まで。初版千枚を発行する。同博物館1階受付で販売する。

 また、同博物館では9日から、資料を基に家康と秀康を含む11人の息子たちについて紹介する企画展が始まる。問い合わせは同博物館=電話0776(21)0489。

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