松本市波田のアルピコ交通上高地線新島々駅構内にある「鉄道神社」が17日、開設1周年を迎え、同社が初の例祭を開いた。役員ら12人が鉄道の安全運行やにぎわいを祈った。
上高地線の終点で、上高地に向かうバスの出発点でもある駅に特色を持たせようと、上高地に奥社がある穂高神社(安曇野市)から分霊。列車を降り、安全を祈願していく登山者も多いという。
例祭では穂高神社神職が祝詞を読み上げ、役員らが玉串をささげた。小林史成社長はこの1年を振り返り、神社の御利益に感謝。「大きな事故なく運行でき、外国人客がまた増えてきた」