県つばき会の第8回百万石つばき展(北國新聞社後援)は1日、金沢市のしいのき迎賓館で始まる。28日は会員15人が赤や白、黄色など色鮮やかなツバキ約200品種を並べ、準備を整えた。
今回は初めて、九谷焼や大樋焼、山中漆器など伝統工芸品とコラボレーションした作品が並ぶ。
彫金人間国宝の中川衛(まもる)氏はツバキと加賀象嵌を並べた作品を、松井清造会長(北國風雪賞受賞者)は竹の内側を金で染めた花器に黄色の花を添えた作品を出すなど、各自が趣向を凝らした。松井会長が生み出したピンク色の新品種の名称を募集するブースも設置した。
つばき展は8日までで、1日午前11時からテープカットとコンサートが開かれる。