第79回金沢市工芸展(北國新聞社など後援)は1日、金沢エムザ8階催事場で始まり、独創的な発想と技で工芸の可能性を追求した191点が並んだ。
最高賞の市長最優秀賞を射止めた板屋成美さんの陶芸「黒彩花器(こくさいかき) 濡烏(ぬれがらす)」、北國新聞社社長賞に選ばれた邱嘉文(きゅうかぶん)さんの漆芸「変容するかたち」をはじめ、各分野の入賞入選作が展示された。市工芸協会の中川衛会長らベテランも力作を寄せた。
北國いけばな研究会の大作と中作各1点が会場を彩り、茶道裏千家淡交会石川青年部が茶席を設けた。4日午後4時から受賞者のギャラリートークを行う。6日まで。