オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の第465回定期公演マイスター・シリーズ(北國新聞社特別協力)は11日、県立音楽堂コンサートホールで開かれる。指揮者、クラリネット奏者、作曲家の「三刀流」で才能を発揮するドイツの音楽家イェルク・ヴィトマンさんが、OEKと7年ぶりに共演する。
9日は同ホールでリハーサルが行われ、ヴィトマンさんが楽団員とコミュニケーションを取りながら、入念に演奏を確かめた。
当日はメンデルスゾーンの「アンダンテ」やヴィトマンさん作曲の「コン・ブリオ」、モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」など5曲が披露され、ヴィトマンさんの演奏と指揮が楽しめる。ヴィトマンさんは「OEKとの相性はとても良い。技術を超えた感動を聴衆に届けたい」と意気込んだ。