ホップの株から地下茎を刈り取る参加者ら

ホップの株から地下茎を刈り取る参加者ら

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ビールの原料はどう育つのか 安曇野ブルワリーが栽培体験会 作業後はクラフトビールをごくり

信濃毎日新聞(2023年3月22日)

 安曇野市穂高のクラフトビール醸造所「安曇野ブルワリー」は21日、ビールの原料となるホップについて知ってもらおうと、一般向け栽培体験会を開いた。参加者は畑で汗を流し、クラフトビールで喉を潤した。

 くわで土を掘ってホップの株約80個を取り出す「株開き」と、株から伸びた地下茎を鎌で刈り取る「株ぞろえ」を体験。ともに栽培シーズンの最初に行い、株に養分を集中させる大事な作業といい、参加者は真剣な表情で打ち込んだ。昨年、ホップの栽培を始めた栃木県の安達充朗さん(50)は「自分の畑でも実践したい」と話した。

 作業後は4種類のビールを試飲。香りや味の違いを楽しみ「全然違うね」と驚きの声を上げた。醸造所代表の斎藤岳雄さん(50)は「ビールを飲むだけでなく、原料がどうやって栽培されているかも知ってもらえて良かった」と話した。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023032200053
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