ふくいサーモンの福井県内最大養殖地のおおい町大島で3月25日、ふくいサーモンをテーマにした体験プログラムが開かれた。参加者は養殖場での餌やり、サーモンづくしのオリジナルランチを味わい、福井のブランド魚を五感で堪能した。
おおい町観光協会が4月からのふくいサーモン水揚げを前に"産地"ならではの特別な体験を提供しようと、同協会が行う「若狭おおいファンクラブ」向けに企画した。
同町の近隣から3組の男女が参加。大島漁港から船に乗り沖合の養殖いけすを見学、餌やりを楽しんだ。
漁港施設では、地元有志「OSB(おおい水産ばぁば)」が、前日特別に水揚げした約2キロのサーモンを目の前でさばいてみせた。OSBメンバーは、どのような食べ方がおいしいのか解説しながら「ふくいサーモンは、くさみもなく味がしっかりして生でも焼いてもおいしい」とアピールした。
参加者は刺し身や手まりずし、ユッケ、レアカツなどサーモンづくしのランチも堪能。高浜町から参加した女性は「とろっと甘くてすごく美味。水揚げ前のサーモンを一足早く味わえるのはめったにない体験」と感激していた。