塩尻市観光協会は9日、ヘラブナ釣りの人気スポットとなっている、みどり湖と田川浦湖の安全祈願祭をみどり湖畔で行った。管理や運営に関わる団体の代表者ら11人が参加し、一帯の安全を祈った。
両湖は農業用ため池。周囲にはミズバショウの群生地や花公園などがあり、観光客らが自然散策に訪れる。みどり湖では7月中旬、恒例のヘラブナ釣り大会を予定している。
安全祈願祭は塩尻東土地改良区や、管理を担う塩尻地域シルバー人材センターの代表者らが出席。三嶽神社(塩尻市中西条)の宇治橋牧子宮司が神事を行った。市産業振興事業部の古畑久哉部長は「みどり湖、田川浦湖の自然を堪能してもらい、守りながら後世へつなげていきたい」とあいさつした。